エステサロン美寿オーナーセラピスト、
美姿勢ダイエットコーチの麻里です!
Photo by Priscilla Lei
「ヘイトにヘイトで返さない。
ヘイトにはラブを🫶🏻」
🍀
今まであまり掘り返したくなかった
私の過去の実体験を書いてみようと思います。
中学2年生のとき、
通っていた学校のだれかが勝手に作った
"学校の裏掲示板"が生徒たちの間で流行りました。
最初は平和な書き込みばかりで楽しんでいたのですが、
あるとき匿名で
「2年5組の在間麻里って人、うざくない?」
とスレッドが立ち上がったんです。
🍀
ざわざわしました。
そんなことを書かれるような心当たりがなかったので。
何人かの友人が
「まりちゃんはそんな子じゃない」
とコメントをしてくれたんですが、
その出来事があってから
他にも名出しで書かれる子が出てきてしまって。
体育館に生徒を集めておこなう学年集会で
取り上げられるくらいの騒ぎになりました。
🍀
先生がみんなの前で、分厚い紙の束を掲げて
「ここに掲示板に書かれた内容は全部印刷してある」
「もう書き込みはやめなさい」と。
🍀
私の周りでは
悪口を書いた人に対してすごく怒ってくれた人
書いた本人を突き止めた人もいました。
それで分かったのは、
悪口を書いた人は、私とほとんど接点のない先輩で
私をうざいと思った理由は
「睨まれたから」だったそうです。
私はその先輩を意識したことはなかったので、
おそらく、ぼーっとしていた私の目つきが悪すぎて
"睨まれてる"と受け取られたのだと思います。
(当時 奥二重で、無表情だと目つきが悪かったんです)
人伝いに聞いた話なので
その後もその人とは接点なく、謝罪もなく
私は責める気持ちはなかったのでそのまま、、
🍀
多くの人が注目する場所に悪口を書かれて、
学年を巻き込んだ騒ぎになって、変な空気になって
今後どうなるやら…と思っていた、そんなある夜。
同じクラスの男の子たちが
当時私たち世代がハマってよくカラオケで歌っていた
ある曲の歌詞を、掲示板にひたすら書き込み続けて…
今までのスレッドが過去スレに流れるまで(消えるまで)
掲示板を、大好きな曲の歌詞で埋め尽くしたんです。
🍀
一晩にして掲示板の雰囲気がガラッと変わって
(めちゃくちゃハッピーな掲示板になった)
もう誰も書き込みできない、しない
そんな風になって、その裏掲示板は終わりました。
それを見たうちの父親が
「すごい…これは1番だれも傷つかない方法だね。
よくやってくれた」と言ったのをよく覚えています。
(少なからず娘が悪く言われていることを心配していた父)
🍀
私は、友人が庇ってくれたこと
私のかわりに怒ってくれた人がいたこと
これ以上被害が広がらないようにと動いてくれた先生にも
ありがたい気持ちだったけれど、
最終的に、だれも責めることなく
それ以上にハッピーな気持ちと笑いで
その場を埋めてくれたクラスメイトたちに
1番感謝しました。
🍀
実は私はその後、社会人になった20歳のときに
だれにも相談することなく、20万円のローンを組んで
二重整形をしています。
見た目のコンプレックスが強く、
特に印象を左右する目元を変えたくて
(肌が弱くアイプチでは不安定だったので)
お金をかけてプチ整形しました。
中学2年の時の
「(睨まれているように見えたから)在間麻里うざくない?」
と書かれた、あの時の出来事だけが理由ではないけれど
今思い返すと、あの出来事は
自分の見た目に劣等感を抱く大きなきっかけに
なっていたなと思います。
🍀
見知らぬ誰かや、
特に自分のことを深く知るわけでもない誰かから
なにか嫌なことを言われたとき
気にしないように努めたとしても、
それでも傷つくときは傷つきます。
一旦受けた傷は、消えるわけではないし
他にもたくさんの傷がある私ですが、
それ以上にたくさんの愛に触れて
自分で自分を愛することを覚えて
今幸せに生きています。
🍀
せっかくお金をかけて埋没法で二重にした目元は
数年後に糸がとれてしまい、もう1度二重にして
右目はそれもまたとれました。
二重を維持するなら次は切開するしかないと言われ、
今は左目は整形、右目は元の自分の目のまま
毎日メイクで今の顔をつくっています。
今はそんな自分の見た目も受け入れているし、
"自分史上最高に可愛い自分"でいられるように
日々、自分のケアをしています。
🍀
ヘイトにヘイトで返す世の中ではなく
「ヘイトにはラブを」
これは、水曜日のカンパネラ
詩羽ちゃんの言葉なのですが、
この言葉の背景を聞いて(ストーリーに載せました)
過去の出来事を思い出し、私もこの考え方が好きだなと。
実体験をもとに、改めて大切にしたいことだなと
感じたので書いてみました。
ヘイトがなかなかなくならない世の中で
「やめて」と叫ぶだけだったり
「気にしないで」とか
「そんな言葉で傷つかないで」と言うよりも
好きな人に好きと伝える、
あなたにはこんな魅力があるよと伝える、
ヘイト以上のたくさんの大きなラブを伝える。
ヘイトが霞んでしまうくらいの愛で埋め尽くす。
だれかを責めるのではなく、
だれも傷つかない笑いに変える。
そんな人が増える世の中になってほしいと思うし、
私もそうやって生きようと思います。
まずは自分自身に大きなラブを。
▼詩羽ちゃんのライブに行ったあと更新したストーリー
🍀
最後まで読んでくれてありがとうございます🫶🏻