【東京/八丁堀駅から徒歩6分】背中美人を作るエステサロン美寿Bijou.のブログ

毎月10日間限定の個人エステサロン。オーナーセラピスト・美姿勢ダイエットコーチの在間麻里のブログです。

My story⑧結婚・うつ・怪我。夫婦関係で悩み、仕事でも自信を失う

エステサロン美寿オーナーセラピスト
美姿勢ダイエットコーチ準備中の麻里です!

今回はMy story『夢を叶えるエステティシャン』第8話
コロナ禍で経験した結婚生活や仕事の変化についてです。



Photo by イシヅカマコト


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自粛生活とサロン運営

第7話のフランスから帰国後、ある程度やりたいことをやりきってしまった私は、次の目標がないまま燃え尽き症候群のような状態に。


心が不安定ななか迎えた2020年。コロナ騒動が始まったとき私はタイにいたのですが、情勢を見てエステ予約はすべて自らキャンセルすることに。部屋に引きこもってずっと事務作業をしていました。


予定より早く日本に帰国すると、今度は緊急事態宣言。エステサロンは休業対象に指定されたわけではなかったけれど、悩みに悩んだ挙句、休業を決意。タイに引き続き、この決断はすごく辛かったのを覚えています。

一度お店を閉めたら、もうお客様は戻ってこないのではないか…という不安がどうしても拭えませんでした。


約3ヶ月の休業期間はホームケアの発信やラジオ配信を試みたり、手探りの日々でした。古本屋店員の仕事をかけもちし、自宅がある千葉県市川市内から1歩も出ずに淡々とした毎日を送りました。


エステティシャンはお客様の肌に直接触れるお仕事なので、当時は自分が感染源になってしまうのではないかという恐怖から、しばらくのあいだ「どうぞサロンへお越しください!」と声を上げることをためらってしまう自分がいました。


自ら"エステサロンに行きたい"と思って実際に来てくださるお客様がいることは本当にありがたくて嬉しかったけれど、自分から発信することに対して極度に怖がっていたと思います。



3ヶ月間の休業期間が明けると、「待ってました!」とご来店くださるお客様がたくさんいらっしゃって、当時はエステを必要としてもらえていることに感謝の気持ちで心が震えました。

私を求めてくれるお客様がいる。目の前のお客様のために全力で応えることで、私の心はなんとか保つことができていたと思います。


外出自粛を強く呼びかけられ、さまざまなもののオンライン化が進むなかで「今の時期にエステサロンの運営を続ける意義はあるのか?」と自問する毎日。


自分のなかに疑念があるにも関わらず表向きは明るく発信する、なんて器用なことはできず(自分の気持ちに嘘がつけない)、気づけば公式LINEの配信は1年以上止まってしまい、ブログの更新頻度は3ヶ月に1回に。プライベートでは外に出ないのでSNSに書くこともなくなって、どんどん引きこもりになってしまいました。


あの時、そんななかでも通い続けてくださったお客様には、本当に感謝しかありません。サロンが存続できたのは奇跡だと思います。

でもやはり、広告塔である私が引きこもりになってしまった分、お店の活気はどんどん失われていきました。


ワンルームで9ヶ月の2人暮らし

片やプライベートでは何が起こっていたかというと…

10代から20代前半で1人暮らしに慣れていた私は、当時実家で暮らすのがとても苦痛になっていて、コロナ騒動が始まる1週間ほど前に実家と同じ市内にある彼氏(今は夫)の家に転がり込んでいました。スーツケース2つに荷物を詰め込んで、もはや家出のような状況。(両親と不仲になったわけではないですよ)


今思うと、私はすごいタイミングで家を出たものです。もともと彼の家に居座る気はなく、ただ忘れ物を取りに彼の家に寄っただけだったのに、事情を聞いてすぐ「まりちゃんのスペース確保するから、ちょっと待って」と、すぐに私を受け入れる選択を取ってくれた彼に感謝しています。


6帖ワンルームで2人暮らし。
長い長いコロナ禍が待っているとも知らずに勢いで始まったこの生活は、結果的にコロナの心配もあって実家に戻る選択肢がなくなり、9ヶ月も続きました。


彼も私も1人の時間が好きで必要な人なのに、自粛生活で1人の時間がまったく取れなくなり、狂いそうに。

今となっては、もっと他に方法があったのではないかとも思うのですが…カフェや飲食店などのお店が全然開いてなかった時期は、閉店間際のショッピングモールの階段や、深夜の河川敷などで無理やり1人の時間を作っていました。


私の両親は彼を気に入ってくれていて、両家の相性もよかったので、とんとん拍子に結婚の話が進んで2020年11月に入籍💍
同時に、やっとやっと引っ越しを終え、自分のスペースや時間が確保できるようになっていきました。


▼お祝いでいただいた花束🙏🏻✨


激しい言い合いが勃発し精神消耗

共通の友人が多い我々夫婦は、入籍後たくさんの友人からお祝いしていただきました。きっと周りからは「爽やかな幸せ夫婦」に見えていたと思います。

でもその裏側では、かなり高頻度で激しい言い合いが絶えず、人とぶつかることで大きなストレスを抱えやすい私はどんどん精神消耗してしまいました。夫も、感情的に取り乱す私を相手にしてとても大変だったと思います。(家族にしか見せたことのない姿…)


どんな時も寝たらケロッと忘れるタイプの夫と、気になることがあると眠れなくなるタイプの私。普段は感覚的な夫と、論理的な私。付き合ってから結婚1〜2年目(最近!)までは話し合いがなかなか成立せず、夫婦間の悩みが尽きませんでした。


夫婦間の膿をすべて出し切るまでの、長い長い時間。
シンプルに辛かった😭



ダンスに打ち込みすぎて膝の半月板損傷

ストレスフルな生活のなか、私はなにで発散していたかというと趣味のダンスでした。

狂ったように情熱を注ぎ、当時3つのダンススクールに通っていました。仕事と並行して、多いときは週4レッスン参加。さらに友人とダンスチームを組んで、ステージイベントに向けて練習も開始。


踊ってる時は何も考えないでいられるので、全力を出しきって身体の感覚だけで踊るのが好きで本当に楽しかったんです。


でもその生活は私の身体には負担が大きかったようで、ダンス生活4ヶ月目にして練習中にバキッとなり怪我。。膝の半月板損傷でした。

日常生活には支障はないものの、しばらくの間は膝を曲げるのが辛く、パンパンに腫れて正座もできない状態に。


病院では「将来的には手術が必要なので検討してください」と言われ、もし手術したら直後1〜2ヶ月は立つことも働くことも難しいし、運動は半年間できなくなると聞いて青ざめました。(現在は時間が経って回復してますのでご安心を!)

当時はそんな状況に絶望してしまって、完全に心折れた瞬間でした。


▼膝の治療を受けながら迎えたダンスステージ本番。
地毛を赤髪に染めてステージで踊りました!

Photo by マタヒラタカマサ


売上急低下。休職すべきか?

身も心も万全ではないなかでお客様の期待に応えようと、その時できる最大限のおもてなしをする毎日。頭の片隅ではずっと「休職した方がいいのでは?」という信号が鳴り響いていました。

でも、今ここで離れたら、次この場所に戻ってくるまでにもっとエネルギーが必要になる。結局そう簡単には決断できず、一時期は精神科に通ってお薬を飲み、気持ちを安定させながらお仕事と向き合っていました。


そんな当時の私にとって救いだったのは、エステを楽しみにしてくれているお客様がいたこと。私は人に喜んでもらえることが好きなので、自分がどんな状況であれお客様の前に立つと自然と前向きな自分になるんです。

「どうしたらこの人は喜んでくれるだろう?」シンプルにそれだけを考えて施術をして、お客様が喜んでくださったり、良い変化を目の当たりにした時、私の心はポッと明るくなりました。


これまで10年続けてきたエステの仕事歴のなかで、私も人間なので常に体調が万全だったわけではないですが、それでも長くお仕事を続けてこれたのはエステそのものが私をハッピーにさせてくれる側面があったからだと思っています。


夫婦どん底のなか撮影したウエディングフォト

私が精神科に通い始めて1ヶ月が経つ頃、夫が突然「まりちゃん、俺、うつかもしれない…」と打ち明けてくれました。当時フォトウエディングを予定していたのですが、その3日前の出来事でした。

夫は夫で仕事で過度なストレスを感じていたのですが自覚がなく、頑張り過ぎていたようです。私が休職すべきか悶々としているなか、会社員の夫はその次の週から休職することに。結果、夫の休職期間は約1年続きます。



Photo by イシヅカマコト


2021年秋に撮影したウエディングフォトは、とっても素敵に撮っていただきお気に入りなのですが、実は夫婦共々人生のどん底にいるタイミングで撮影したものでした。


事情を知らない人からすれば、まさかそんな状態には見えないでしょう。友人からは素敵な夫婦だとたくさん褒めていただきましたが、写真に写る自分たちの姿と現実とのギャップがあまりにも激しくて、当時は褒め言葉を素直に受け取ることができず苦しい気持ちになることもありました。


でもその反面、「いつかこの写真を見ながら、あの時は大変だったねって笑い飛ばせるようになろう」と心に決めた瞬間でもありました。

カップルカウンセリングを受ける

夫婦間の話し合いは一向に進まず、このままでは解決できないと思った私は外部に頼る決断をします。


3時間のカウンセリングのなかで私たちは相手軸ではなく自分軸の気持ちの伝え方を学びました。それを機に、特に夫が変わり、言葉の自己表現力がアップして夫婦関係はかなり穏やかに。あの時、思いきって第3者に頼る選択をして本当によかったと思っています。


両親や友人の協力

やっと今回の章のまとめに入るのですが、これだけ苦しいことが続くなかで、最後まで私たちを支えてくれていたのは家族や友人でした。誰ひとりとして私たちを責めなかったし、とことん話を聞いてくれました。本当にありがとう。


私が夫のことで悩んでいるとき、1人で抱えることができずにいつも以上に友人と連絡をとることが多かったのですが、そのおかげで多くの友人と仲がかなり深まりました。見守って、応援してくれる家族や友人がいてくれたこと。本当に救われました。ありがとうございます。


離婚や別居を何度も考えたけれど、結局そうしなかった理由の1つは、こうなってしまった原因が相手だけではなく自分にもあるという自覚があったからです。

その根本の原因を解決しなければ、この先たとえ別の人と一緒になったとしても、また同じようなことを繰り返すだろうという予測が自分のなかにありました。どうせ誰と一緒になったってどこかでぶつかるなら、今、夫と解決したい。私と一緒になると覚悟してくれた夫と乗り越えたい。その気持ちが心の奥底で諦められなかったのだと思います。


でもそんな私でさえも、もう本当に無理…となったとき、最後の最後に引き止めてくれたのは私の父でした。

「まり、今の状況で決断するのはまだ早いよ。優樹くん(夫)なら大丈夫。今は妻として支えなさい」と。

尊敬する父がそう言うなら…とグッと堪えたのを覚えています。お父さん、あのとき助言してくれてありがとう。



さて、とても長くなってしまいましたが、家庭や仕事など「私が大切にしたいことほどうまくいかない」暗闇のトンネルが2年続きました。

そこから抜け出すために、大きく舵を切ったのが2022年、昨年です。次回は昨年1年間どんなことに取り組んで、暗闇を抜け出したかを書きますね。






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